探偵が行う尾行というのは、なんとなく真似したくなるものです。
よくあるのが電柱の陰に隠れて後を追いかけるというものですが、あんなことをしていれば一瞬でバレてしまうのは当然です。
あくまでテレビの世界だけというものですが、実際の尾行というのは極めて緻密な計算のもとで行われているそうです。
そもそも人間には動物的な勘があるので、同じ人が長時間後をつけてくると高い確率で違和感を感じて振り向き、警戒します。
そのため徒歩で尾行する時には複数の人間が入れ替わり立ち代わり交代しながら、尾行をするのが鉄則なんだそうですよ。
というのを知って面白半分で友人とある人を尾行していたのですが、二人で入れ替わり立ち代わり交代しながらだったにも関わらずすぐにバレてしまいました。
完璧な尾行だったにも関わらずどうしてバレてしまったのか聞いてみると原因は私の鼻炎でした。
気が付かないうちに何度も繰り返し鼻をすすっていたので、簡単にバレてしまったそうです。
確かに、探偵が鼻炎だとバレてしまうから大変だな…と気付かされました。
徒歩尾行のテクニックとても参考になります。